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~シンガポールにおける現在の規制及び感染状況~
最終更新: 2020年10月30日
日常生活における規制は少しずつ解除に
シンガポールでは6月19日からフェーズ2と呼ばれる規制解除の第2段階の状態が続いております。
フェーズ2では多くの小売店が再開し、CB開始後閉鎖されていたジムやプールなども再開、5人までの集まりや訪問が許されるなど日常生活における規制も少しずつ解除されています。
外出の際には、マスク着用(小児や要考慮者などに対する例外あり)及びソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の維持は義務付けられ、スーパーやモールなどお店に入る際にはcheck-in/check-outおよび検温が継続されます。
一方、礼拝施設やバー、劇場などの再開は見送られ、大規模なイベントも引き続き禁止となっております。フェーズ2においても原則在宅勤務であり、多くの企業は引き続き在宅勤務となっています。
感染状況は漸減も、入国解除による輸入症例が増加
感染状況に関しましては、外国人労働者の寮における大規模な集団感染は漸減してきており、市中感染に関しても急激な変動はなく、1~24人程度となっております。一方、長期滞在ビザの保有者に対する入国が徐々に解除されているため、輸入症例が徐々に見られてきている状況です。
外国との往来に関しては、CB以降許可が出ていなかった長期滞在ビザ保有者に対する入国が徐々ではありますが、許可されてきています。入国の際には事前にMinistry Of Manpowerからの許可が必要になります。すべての入国者には入国後14日間の自宅もしくは施設における待機(以下SHN)と、SHN終了時のPCR検査(自費;$200)が義務付けられます。台湾、香港、中国、韓国、マカオ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランド、ブルネイからの入国者は自宅でSHNが可能ですが、それ以外の国からの入国者は政府が指示する施設で14日間待機しなくてはなりません(14日間の滞在費は自費;$2000)。日本は自宅での待機許可対象でしたが、日本国内における新規感染者の増加を受け、7月19日より政府指定機関でのSHNとなりました。短期滞在者は引き続き入国は許可されていません。
徐々に規制は解除されているものの、まだまだ制限は多く、出張や新赴任者の着任が滞っています。そのため、前任者の赴任期間が延期になる、赴任の時期が定まらない、それによって子供の学校をどうするのかなど、悩まれている方も多くいらっしゃいます。
また、在宅勤務も長期に及び、在宅における部下のモチベーション維持やメンタルヘルスなどのサポートに悩まれている管理職の方も多くみられます。
ELIXIA SGではオンラインでも相談(スポットも対応)やセミナーなどを実施し、具体的な解決策を提供しております。東南アジア諸国における赴任者(予定者も含む)のサポートや、長引く在宅勤務での従業員のサポートにお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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