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続・シンガポールにおけるCOVID-19関連の規制状況
前回に引き続き、シンガポールにおけるCOVID-19関連の規制状況をお伝えします。
感染者との接触を追跡するアプリ
各国で、COVID-19感染者との接触を追跡するアプリの使用が推奨されてします。
日本ですと「COCOA」になりますね。
シンガポールでは、政府が発行した「Trace Together」という携帯電話向けアプリが展開されています。携帯端末などで使用できない人向けには「Token」という専用の器具も無料配布されています。
現在、映画館入場の際にはTrace TogetherもしくはTokenでチェックインを行わないと入場することが出来なくなっています。いずれは、全ショッピングモールや商業施設の入場、学校への登校などにもチェックインが義務化される見込みとのことです。
使い方はいずれも簡単です。
■Trace Togetherの場合
アプリを端末にダウンロードしてBluetoothをオンにしておくだけです。チェックインの際もアプリを開いて、QRコードをスキャンするだけ。チェックアウトもアプリのホーム画面から簡単に行えます。家族をまとめて登録することもできるので、子供の分などもまとめて登録できます。
■Tokenの場合
外出時には常に持ち歩き、施設などに入場の際はTokenをチェックイン・アウト時にゲートへかざすだけです。電池は、半年ほど持続するそうです。電池残量の減少やTokenに問題が起きた場合は、Hotlineに連絡することで対応を受けられますし、場合によっては、政府から連絡が来ることもあります。
ワクチンの接種について
シンガポールではファイザー社のワクチン接種が2020年12月30日より始まりました。対象者は医療関係者等から始まり、現在は航空職員や海運関係者へ徐々に広げています。最終的には、外国籍を含むシンガポール在住者のうち希望する人全員が無料で接種できるようにする方針とのことです。
通常のワクチンよりも副反応としてアナフィラキシーがやや多いとの報告がありますが、シンガポールでは全例問題なく回復しています。ワクチン承認までも迅速で、ワクチンの調達状況や、ワクチンの効能・副作用、接種状況など、情報は随時アップデートされ、政府のホームページなどで閲覧できます。シンガポール政府発行のCOVID-19に関する情報はこちらのURLでアクセスできます。
https://www.gov.sg/features/covid-19
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※本記事の内容は、月1回配信しているメルマガ(エリクシアレター)に抜粋し掲載しております。
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